「なかなか夜眠れない」、「朝早くに目が覚めてしまう」、「眠りが浅くて夜何度も目が覚めてしまう」
そんな悩みを抱えている人もいるのではないでしょうか。
不眠で悩んでいる方は「メラトニン」というホルモンが不足している場合があります。
メラトニンについて

メラトニンとは松果体から分泌されるホルモンで、季節のリズムや睡眠や覚醒のリズムの調整をします。
メラトニンが体内に存在することで睡眠状態に入りやすくなるので、ぐっすりと眠るためにはメラトニンが十分に分泌されなければいけません。
人間が夜になると眠くなるのは、毎日決まった時間に就寝・起床することでメラトニンが生活リズムに合わせて分泌されているからです。
逆にメラトニンが不足してしまうと体内時計が乱れてしまい、不眠状態に陥ってしまいます。
メラトニンを分泌させるには?
メラトニンは老化とともに分泌量が減っていき、高齢者になると一番多く分泌されていた時期と比べると5分の1程度になってしまうんだとか・・・。
そのため年齢とともに夜何度も起きてしまったり、朝早くに目が覚めてしまったり、ということが起こりやすくなります。
不眠を改善することは免疫力UPやストレスの解消等、健康のためにはかかせません。
意識的にメラトニンを分泌するような生活をすることが重要です。
朝日を浴びて体内時計をリセット
朝起きたらカーテンを開けるなどして朝日を1日20~30分浴びましょう。
曇りの日でも同様です。
朝日を浴びることで体内時計がリセットされ、その朝日を浴びた約15時間後にメラトニンが分泌され眠たくなっていきます。
朝日を浴びないと体内時計が少しずつずれてしまい、夜寝つきが悪くなってしまうなどの状態になります。
夜は部屋を暗くする
メラトニンは暗いところでより多く分泌されます。
夜は就寝時間の約2~3時間前から室内の電気を少し暗くして、メラトニンの分泌を促しましょう。
その時間帯は昼光色や昼白色といった白っぽい光よりも、電球色のような赤っぽい光で過ごすと良いと言われています。
また、この時間帯にはブルーライトの光を発するパソコンやスマートフォンの使用は控えましょう。
規則正しい食生活
メラトニンはトリプトファンというアミノ酸で作られており、これはタンパク質が多い食品に多く含まれます。
肉・魚・乳製品・大豆製品・ナッツ類・バナナ等
これらを日ごろの食事でバランスよく取り入れましょう。
毎日決まった時間に朝食を食べることが体内時計をリセットすることにもつながるので、規則正しい食生活をしていきましょう。
定期的なリズム運動
ダンス、ウォーキング、水泳などをリズム運動といいます。
習慣的に行いメラトニンの分泌を促しましょう。
まとめ
今回は不眠とメラトニンとの関係についてまとめてみました。
健康的な規則正しい生活を送ることが不眠改善への一番の近道です。
ちょっと意識して生活してみてくださいね。

https://chipilog.com/archives/3144
https://chipilog.com/archives/3473
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